就活疲れた、逃げたい。- 22卒がコロナ禍で企業就職を選んだ理由

就活疲れた、逃げたい。 22卒がコロナ禍で起業就職を選んだ理由 就活

当記事は皆さんに「就職はしなくていい!」「就活はするべき!」と言った偏った意見を押し付けることはございません。一部辛辣な表現もございますが、あくまで個人的な見解ですので、何卒ご容赦ください。

今は個の時代。みんなと同じように、無理に「就職活動」なんてする必要ないよ。

この言葉を聞いてどう感じますか?(最近よく聞くようになった言葉な気がします)

「本当にそう思う!」「同感だ。。」という方も居れば、「そんなの綺麗事だ」「まずは就職してキャリアの基盤を築く必要がある」など、意見は様々あると思います。

しかし、きっと当記事を読んでくださっているあなたは、出来れば就活なんてしたくないけど、とりあえず就活しないと不安と感じている方が多いはずです。

それもそのはず。。

今や終身雇用等といった考えは過去の遺産ですし、「小学生がなりたい職業」第1位は3年連続ユーチューバー等といった時代背景を考えると、「自分にとって就活は本当に必要?」と問いたくなると思います。

22卒の僕自身、コロナ禍で各社連日の新卒採用打ち切りを発表したいたこともあり、この問いに対しては非常に真剣に向き合いました。

りょうちん
りょうちん

就活がうまく行くか不安。だからと言って、卒業後いきなり起業するのはもっと不安。
その影響で、毎日吐き気と戦っていました笑

当記事の筆者について

キャリア攻略論_りょうちん

僕の場合、結局就職活動を選択しました。

「就職する!」とはっきりと覚悟を決めたのは大学4年生の3月でした。

そこで、なぜ結局、企業就職の道を選んだのかを次項で説明します。

なぜ企業就職の道を選択したのか

私が企業就職を選択肢た理由を一言で表すと、今後のキャリアを考えた際の「選択肢の広さ」でした。

というのも、「最低限のお金は稼ぎたい!」とは思っていた一方、当時の僕にはこれといったやりたいことや、夢が明確に定まっていませんでした。

だからこそ、今後方向転換のし易いように、選択肢を広く持つことは魅力的に感じました。

企業就職はなぜ「選択肢の広さ」に繋がるのか

私の場合、企業へ就職することは、その後のキャリアの「選択肢の広さ」に繋がるのではないかと考えました。

というのも、冒頭でも記述したように、「今は個の時代」です。日本の最大手『TOYOTA』でさえ、終身雇用は保てないと公言しています。大手広告代理店の電通は、実際に社員を個人事業主として扱う取り組みまで行っています(体の良いリストラと賛否を生んでいます)。

つまり、今後、個人が1つの企業に居続けることは考えにくく、個人が転職をする時代は当たり前になります。既にその風潮はありますが、、

となった時、大学卒業後、企業には就職をせず、「起業・独立する人」が増加するのも納得ですよね。

りょうちん
りょうちん

この事実をもとに、かなり悩みました。。

ただ、一方で、大学卒業と同時に「起業・独立をする」という選択にも一定のリスクが付きものです。

もちろん、私とは違い、既にやりたいことや将来の夢が明確で、「起業・独立」が成功すれば最高です。

ただ、この道はビジネス経験が浅い学生にとって、言うまでもなく大きな関門ですよね。

しかし、「企業への就職」はある程度のリスクを回避できます

再度、「今や転職が当たり前の時代」です。

そのため、「特にやりたいこと・将来の夢が明確でない人」は、一度企業へ就職し、「経歴・実績」を重ねることで、収入やキャリアアップへつなげるための転職の道が開けます。

さらに、就職先でノウハウや業界の知見を奪うことができれば、「独立・起業」への道も開けます。業界内で実績を積むことができれば、独立後の案件獲得もスムーズになることでしょう。

もちろん、そのまま就職先で出世を狙うこともできます。

起業と転職のリスクロードマップ
起業・就職のリスクロードマップ

これが、企業へ就職することで「選択肢の広さ」に繋がるという私自身の考えです。

以上のことから、私は就職活動を進めることをはっきりと覚悟しました。(内定を頂けるかは不安でしたが、、笑)

大学卒業後の起業・独立はどうか

上で述べたように、私の場合は、大学を卒業後まずは企業への就職を選択しました。

しかし、決して大学卒業後に起業・独立することが悪いというわけではありません。

実際に私の周りにも「起業・独立」の道を選択肢した友人は多く存在していますし、学生中に既にテレビ取材を受けるほど注目されている友人も存在しています。(大尊敬です。。)

実際に私がその道を選んだわけではないので、「起業・独立したいという方」へ参考になるかは分かりませんが、1つだけお伝えしたいことがあります。

「企業内起業」という言葉は知っていますか?

簡単に説明すると、就職先の企業内で起業すると言ったシステムです。

※「企業内起業」についての詳しい説明はこちらの記事でわかりやすく説明しています。

最近では、こういった取り組みを推進する企業さんも増えています。

「起業したいと思っているけど、失敗のリスクが怖い」、「エンジニアや資本の調達が難しい」と悩んでいる方にとって、そういった企業での新規事業立ち上げは非常に有益なものになるでしょう。

是非、自分の興味のある業界にそのような企業があるか、調べてみることをお勧めします。

参考までに、、私の経験上では、デジタルマーケティング業界、人材業界、IT業界におけるベンチャー気質を持つ会社は「企業内起業」を推進する会社が多い印象です。

社会人を2年間経験してみて感じること

社会人を2年間経験した今、改めて感じることがあります。

それは、「やっぱりまずは就職して間違いなかったな」ということです。

りょうちん
りょうちん

もし、僕があの時起業を目指していたら、大怪我をしていた気がします。

というのも、言わずもがな、ビジネスは売ることが出来なければ、どんなサービス/技術も価値を一切持ちません。

学生時代にどんなに難解な数式が解けたとしても、どんなに高度なプログラミングコードを書けたとしても、どんなにコミュニケーション能力が高かったとしても、ビジネスにおいては”商品”を継続的に売らなければ無価値なのです。

当たり前のことですね。

しかし、企業に就職した場合はどうでしょうか。

新卒の期間は売上を上げられなくても「新卒だからしょうがない」という社会的偏見に守られています。(これが超最強!)

その上、もちろんお給料もしっかり貰えます。

キャリアアップしたかったら転職すればいいし、独立/起業すればいい。

辛くなったら一度辞めるのもあり。

新卒は可能性採用。中途は実力採用。

一生に一度しかない「新卒切符」。こんなに有利な手、使わない他ありません。

気軽にお問い合わせください

最後になりますが、 「就活で悩んでおり誰かに相談したい」などのお悩み、いつでも気軽お問い合わせください。

元22卒の就活生(デジタルマーケティング業界・広告業界)ということで、まだまだ社会や他業種理解については未熟な一方、インターンやGDについてのノウハウ、自己分析については生の声をお届けできるかと思います!

近い視点から、お話できればと思います。

お問い合わせ方法は、この記事の一番下「お問い合わせ」をクリックして、記入してみて下さい。

自分の進路を決断するのはいつだってあなた自身です。

しかし、進路選択は一人で悩むとどうしても視野が狭まってしまいます。

また、精神的にも追いやられる事もあると思います。

そんな時は、今一度、自分の選択を他人に相談することをお勧めします。

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