地方出身、25卒の学生です。
今後は上京して都内の企業に勤めることを考えていますが、都心学生は学校に直接、企業側から就活の案内を頂けるなど、都会学生ならではの優遇を受ける機会もあると聞きます。
都心学生と比較し、地方学生は「企業との接点」や「周囲の就活に対する意識の低さ」といった、いわゆる情報格差や環境による就職活動への困難さがあるのではないかと不安に感じています。
都心学生との情報格差を克服するためのアドバイスをください。
今回は、X(旧Twitter)にて頂いたこちらの質問にご回答します。
以降、上記3つのポイントを順にお話ししていきます。
当記事の筆者について
私自身、埼玉郊外出身の都心学生であり、地元と大学の友人では、就活に対する意識や持っている情報量がかなり違っていたと感じます。
そういったギャップを捉え、本日ご紹介する3つのポイントを抑えて行動するしたことで、実際に、就職活動では6/10社から内定を頂くことができました。
今回は、自身の経験なども踏まえて、頂いた質問にご回答していければと思います。
1.【地方就活生必須】就活開始時期とスケジュール
結論、地方就活生は就職活動を、「なるべく早い時期」から開始することが理想的です。
具体的には、大学3年生の5月頃から業界分析や自己分析といった就活に向けた準備を進めることが理想的です。
理由は、都心学生と比較し、地方学生は「企業との接点」や「就活に対する周囲の意識の低さ」といった就活に対する情報接点が少ないことにあります。(基本的には学校内での案内やネット情報のみ)
情報接点が少ないことで、就活に対するリアルな現状が把握できず、都心学生と”当たり前の基準”が大きく異なってしまうのです。
具体的には、就活スケジュールや企業の選考情報、自己分析方法等が挙げられます。
●就活スケジュール
よくネット上に転がっている一般的な就活の選考スケジュールは、正直頼りにしないほうがいいです。
なぜなら、いわゆる都内の大手企業から内定を貰えるような学生は、そういった一般的な選考スケジュールよりも早い時期から行動し、本選考時期には内定を貰っていることが多いからです。
早い時期から行動をしている都心学生と同じ開始時期である「大学3年生の5月頃から」就活準備を開始しましょう。
●企業の選考情報
一般的な就活情報サイトには転がっていない「企業の選考案内や採用情報」が存在します。
多くの場合、そういった案内や情報は当該企業のホームページ上に記載されていることが多いですが、就職活動を早く始めることで、そういった案内を見逃さずに済みます。
夏インターンや冬インターンから内定直結の選考フローを採用する企業も多く存在するので注意が必要です。
●自己分析
自己分析の方法は良くも悪くも人それぞれです。
但し、就活に対する周囲の意識が強い都心学生は友達同士で自己分析方法を共有し、第三者の視点も取り入れて自己分析をブラッシュアップする学生が多い印象です。
第三者の視点を取り入れた自己分析は実際の面接現場でも納得感のある情報となるため、選考通過率を引き上げてくれます。
就活を早めに開始し、自己分析は入念に行いましょう。選考過程で都心学生と情報を共有し合ってもいいでしょう。
※第三者に自己分析見てもらいたい場合やOB訪問を手軽にしたい場合は、Matcher(マッチャー)というサイトがオススメですよ!
2.【地方就活生必須】志望する企業サイトの細かなチェック
自身が志望する企業の就活サイトやホームページの情報を随時確認してください。
なぜなら、企業によっては、リクナビやマイナビといった、いわゆる就活情報サイトでは発信せずに、自社サイトにて「選考案内や採用情報」を発信する企業が割と多く存在しています。
早期内定者の獲得を狙った冬インターンや早期選考の案内の8割は企業の自社サイトで発信されている気がする、、。
「選考案内や採用情報」が入りにくい地方学生は、こういった企業が発信する情報を積極的にピックアップしに行く姿勢が必要不可欠です。
- 夏インターン応募時期 :大学3年生6月頃
- 冬インターン応募時期 :大学3年生9月頃
- 早期選考エントリー時期:大学3年生11月後半頃
特に、上記3つの時期は意識的に企業サイトをチェックすることをご推奨します。
3.【地方就活生必須】圧倒的な面接対策
都心学生と比較し、地方就活生は大学3年生の3月頃の本選考解禁とともに就活を開始する人が多いです。
理由は前述の通り、都心学生と比較して、周囲の環境や保有している情報量が違うので、早期から就活を開始することにポジティブではないからです。
そのため、本選考までに面接対策を入念に行ってきた都心学生と、本選考から本腰を入れ始める地方学生の自己分析や面接対策には明らかな差異があるはずです。
こういった差異をあらかじめ予測し、地方学生は就活を早期に始め、入念な面接対策を行いましょう。
面接対策については当サイトで様々取り上げていますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は、大手広告代理店に早期内定者として採用いただいた「埼玉郊外出身の都心学生の筆者」が、都心学生との情報格差を克服する地方就活生の就活のやり方をご紹介いたしました。
地方就活生が就活をする際に意識すべきポイントは以下の3ポイント。
地方就活生は、都心学生と比較すると、企業との接点や周囲の就活に対する意識が低いことに起因し、就活に出遅れてしまうケースが多いです。
本記事を参考に、今一度就活に対する向き合い方を考えてみることをオススメします。
皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
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